パソコンや家電などを使い、コンセントの数に不満を持つ人も多いのではないでしょうか。
中にはコンセントの口が足りないずにタコ足コンセントを頼る人もいるでしょう。
差し込み口が増えるタコ足コンセントは便利ですが、間違った使い方をすると危険です。
安全のために正しい使い方をしなければなりません。
1.タコ足コンセントの危険性
タコ足コンセントを使う場合に注意したいのが定格容量です。
1つのコンセントには安全に使用するために定められた電気の容量があります。
それを越えてしまうとトラブルになることもあり危険です。
最悪の場合は火災につながるおそれもあるので、必ず容量を守りましょう。
定格容量は1つのコンセントの容量になるので、差し込み口が増えれば容量が増えるわけではありません。
タコ足をつけて容量が増えることはないので、注意が必要です。
特にドライヤーや電子レンジ、掃除機は容量が大きくなります。
これらの家電を使う場合は、事前にそれぞれの容量を確認しておきましょう。
2.コンセントは小まめに掃除する
タコ足コンセントを使う際は、小まめにお掃除をしましょう。
タコ足コンセント周辺にホコリがついていると電気のトラブルになることもあり危険です。
特にデスクの下や家具の裏側にコンセントがあると、普段目につきにくくホコリが溜まっていることに気がつかない場合もあります。
見落としがちな位置にタコ足コンセントがある際は小まめにチェックしましょう。
湿度の高い時期は危険度がさらに増します。
コンセントが足りない、タコ足を使うのは不安がある…そんな場合は増設という手段もあります。
使用する家電の容量に合わせて増設すれば、危険を回避でき安心して過ごせるでしょう。
コンセントを増設するためには、電気工事士の資格が必要です。
正しく設置するためにも、電気工事士のいる業者を利用しましょう。
資格を持たない素人が身につけた知識でおこなうのはたいへん危険です。
業者はホームページの情報を細かくチェックしましょう。複数選んで比較してみることも大切です。
比べることでそれぞれの特徴や相場も分かります。
工事の流れや施工例が掲載されている場合は、それも見ておきましょう。
見積りの内容を把握することも重要です。
商品と工事にかかる費用、業者により出張料金や駐車場料金、交通費がかかることもあります。
まわりに増設工事をした人がいれば、その意見も聞いておきましょう。実際に工事をした人の意見はとても貴重です。
人により個人差がありますが参考にして、依頼して良かったと思える優良な業者を選びましょう。
3.タコ足コンセントを選ぶポイント
タコ足コンセントにはさまざまな商品があり、各メーカーで使いやすさや安全性を考慮しています。
デザインもスタイリッシュでスリムなタイプ、コンパクトでかわいらしいタイプなどあり、選ぶ楽しみがあります。
お部屋のインテリアを損ねないタイプを選べば、しっくり馴染むでしょう。また、熱に強い樹脂が使われていたり、
ホコリが入らないようにカバーがついているなど機能を重視している商品も販売されています。
環境や使いやすさなども大切です。
デザインと機能の両面を知り、自分のベストと思った商品を選択しましょう。
タコ足コンセントはパソコンや家庭を使う際とても便利ですが、注意しなければならないこともあります。
1つは定格容量、もう１つはホコリです。
タコ足コンセントは種類が豊富で、各メーカーでデザイン性が高く安全性を考慮された商品が発売されています。
また、タコ足を使うのに不安な場合増設もおすすめです。