照明器具の取り付けは、基本的に自分でもできる簡単な作業がほとんどです。
しかし、具体的にどのように行えばいいのかわからないケースも少なくありません。
そこで今回、照明器具の取り付けについて、シーリングライトの取り付けと照明器具が重い場合の設置方法、
そして専門業者に依頼しなければいけない場合を紹介します。
1.シーリングライトの取り付け
シーリングライトの取り付けは、アダプタ設置、本体設置、コネクタ接続という流れです。
最初にシーリングライトについているアダプタを本体から外します。
そして外したアダプタを照明器具の取り付け口に差し込みましょう。
差し込んでから軽くひねると固定されます。
次に本体中央をアダプタに合わせて固定を行う作業です。
そして、本体をアダプタに押し込むとカチっとした音がして固定されます。
ここまで出来たら本体とアダプタから伸びているコネクタを接続しましょう。
あとは蛍光灯や電球などを本体に設置して照明器具の取り付けが完了です。
電気の知識がなくとも簡単に接続できるように各所で工夫がされているので、思った以上にスムーズにできます。
アパートに引っ越した際に自分で照明器具をつける機会もありますが、そういった場面でこの手順は役立つでしょう。
2.照明器具が重い場合の設置方法
シャンデリアなど特殊な照明器具の場合、照明器具自体が重かったり、
天井に負荷がかかる場合の照明器具は取り付けに工夫が必要です。
簡単に言えばねじ止めの作業が発生します。
しかし、そこまで難しいものではないので、天井で作業ができる環境であれば自分でもできます。
手順はねじ止め用のプレート設置、コネクタ接続、本体設置、ねじ止めという流れです。
最初にねじ止め用のプレートを設置します。
この手順の際にプレートをしっかり固定するためにプレート自身にもねじ止めします。
次に照明器具の本体を設置しましょう。
多くの照明器具は本体とプレートを回すだけで取り付け可能です。
ここまで出来たら付属のビスが用意されている場合が多いので、それを使用して本体とプレートを固定します。
基本的にシーリングライトの取り付け作業にねじ止めが加わったイメージですから、
きちんとねじで固定できればそこまで難しくありません。
ただ、高度な場所での作業になりやすいので、天井にアクセスできない場合は難しい作業になる可能性があります。
3.こういった場合は専門業者に依頼を
照明器具の取り付け方は意外と簡単にできるものもあります。
しかし、一部のケースでは専門業者に依頼する必要があります。
それは外玄関やソケットのない場所に新たな取り付けを行う場合です。
この場合は有資格者(電気工事士)による電気工事をしてもらう必要があります。
一からの電気工事になるので照明器具の取り付け以上の大きな作業になります。
こういったケースでは専門業者に行ってもらうのが安全ですし、合法的です。
もし、設置したい場合は電気工事店に依頼するようにしましょう。
もちろん、プレートのねじ止めなど通常の照明器具の取り付けに自信がない方も気軽に設置作業を請け負ってくれるので、
相談するのも一つの手です。
また、省エネを目的にしたledへの変更の工事も専門業者に依頼すると簡単です。
まとめ
照明器具は自分で行って気軽に取り付けられるものも少なくありません。
実際の作業も意外と簡単なものも多く、今回紹介した手順で取り付けを行いましょう。
それでもできなかったり、あるいは新規の照明器具の取り付けを行ったり、
配線を変える必要があるledへの変更工事は、専門業者に依頼するのがおすすめです。